急性期病院退院後、自宅で困った!

 ~在宅で回復期リハビリと社会参加の支援までしちゃいました!!~

利用者様の状態

  • 年齢・性別:80歳代・男性
  • 病名:くも膜下出血
  • 介護度: 要介護4(開始時)⇒要支援2(終了時)
相談内容
  • 発症1カ月、家族は急性期病院から回復期病院への転院を考えていたが、本人の強い希望で自宅退院となった。
  • 主介護者は、80代の妻。自宅生活が予想以上に大変であり、移動やトイレ、入浴など常に見守り・介助が必要であった。
  • そのため、ケアマネージャーから、訪問リハビリへ『共に在宅支援をして欲しい』と依頼があり利用を開始した。 

リハ介入の効果

  • 本人の希望である『在宅生活が継続出来る』を叶えるために、まずは家族の介護負担の軽減を主目標に介入した。
  • 最も家族の負担となっていたのが排泄や入浴であり、動作訓練・動作指導だけでなく、機能訓練や自主訓練指導、住宅改修を行ない自立を図った。
  • 介護負担が軽減し、日常生活が落ち着いた後、活動的な生活を獲得するために本人と協議の結果、『喫茶店に行きたい』との希望が得られたため、住宅改修や屋外歩行訓練を行ないご家族と外出出来るよう支援した。
  • 3か月後、生活動作が安全に行えるようになったため、短時間型デイサービスを勧め、訪問リハビリの頻度を減らした。
  • 1年後、デイサービスの頻度を増やし、訪問リハビリ終了した。
  • 現在も元気に過ごしている。